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タイトルPC-600のランニングコスト
記事No10037
投稿日: 2004/02/04(Wed) 11:21
投稿者やまだ
どなたかローランドのPC-600を使用されてる方で、アバウトなランニングコストをご存知の方はおられませんか?もちろんデザインなどによるとは思いますが、例えばA4用紙や500mm×500mmなどにフルカラーで80%の図柄が入る・・・ような ほんとうにアバウトでいいのですが。それから車用のステッカーなどを作成する時には、どのシートが綺麗にプリントされるのかも教えて頂けたら嬉しいです。

タイトルRe: PC-600のランニングコスト
記事No10039
投稿日: 2004/02/04(Wed) 12:03
投稿者デキシー
あ〜、これ停止中の前の掲示板にはあったのになぁ(^^;

大雑把に計算してCMYの3色プリントでインクリボンだけで平米5000円近くかかったと思います。

さらに、熱転写の場合は単純にリボンのコストでは計算できません、というのもリボンを直接接触させてプリントするため、メディアにちょっとしたしわやくぼみがあったり、ホコリが乗ったりするとスポットが出来てしまうので、ボツになってしまいます。

用途やデザインを限定すれば使い道はありますけど、フルカラーはちょっと、いやかなり辛いですね(^^;

タイトルRe^2: PC-600のランニングコスト
記事No10040
投稿日: 2004/02/04(Wed) 13:39
投稿者やまだ
デキシーさん解答 ありがとうございました。そうですか〜結構 費用がかかるのも 驚きですし、かなり厄介な作業がつきまといそうですね。
とりあえず ご意見を参考に検討します。

タイトルRe: PC-600のランニングコスト
記事No10047
投稿日: 2004/02/04(Wed) 19:59
投稿者マム
参照先http://www.flexmom.jp
当社もPC-600を使っていて、暫く悩んでデキシ−さんにいろいろ教えていただいてコストと仕事をやっと作り込むことができるようになりました。結論だけいうとPC-600ではフルカラーは作らないことにしました。

今ステッカーのオーダーが増えていて、カッティングなど多数御注文がありますが、PC-600で作るのは下記の組み合わせだけです:

透明塩ビに:黒・白・その他の単色で対応。
黒塩ビに:ゴールドとシルバーの単色で対応。
白塩ビに:黒・その他の単色で対応。

その他の単色は純正とサードパーティ両方使っていますが、純正の方が乗りは綺麗です。メディアにもよると思いますが。

それ以外はレーザーでPETに印刷してUVラミかけて出しています。本当はSP-300欲しいんですが、今しばらく検討中です。でもPC-600の透明素材に出せる機能とシルバー・ゴールドは捨てがたい。

こう割り切って値段を決めたら、どんどん仕事になるようになりました。シルクでは表現できないめっちゃ細かい文字も綺麗に印字できるということと、小ロット対応で仕事になっています。

具体的にはエンドユーザー価格で:

A4サイズに一色で3500円、2色で4000円、3色で4500円という高額ですが(原稿料金別)、かなり喜ばれています。カラーの下に引く下地の白も一色として数えます。御参考になれば。

タイトルRe^2: PC-600のランニングコスト
記事No10048
投稿日: 2004/02/04(Wed) 23:03
投稿者やまだ
マムさん ありがとうございます。なるほど、PC-600の特徴が少しだけ見えかけてきました。本当はもっと仕事が出来ると思ってました。でも、その特徴を出来るだけ活かして行けば良い物も作れるかもしれませんね。

タイトルRe^2: PC-600のランニングコスト
記事No10077
投稿日: 2004/02/07(Sat) 02:44
投稿者jkdp
参照先http://www.jkdp.com/
ウチの場合、メインマシンがPC−600という特殊な状況(とRolandの方にも言われました)なので、使い倒してます。

色スジが目立つ大判サイズはMAXARTなんかの別機種に任せて、PC−600では小さめのサイズで小・中ロット(1000枚以下)で受けてます。

元々、ALPSの機械でステッカー作りをしていたのでWAXインクで塩ビ生地
にプリントするコトに抵抗がなかったので、かなり多用してます。 生地の表面温度や湿度でかなり印字結果が左右されたりリボン切れのケースもありますので
オススメはしませんけど。

デキシーさんやマムさんと同じく、フルカラーで使うには覚悟が必要だとは思います。 グラデかける際もイラストレーターの設定そのままで行うと
色の変わり目でカスレが発生したりするので、レイヤーで分けて片方の色を
100%で指定してやって、残りの1色を白とのグラデーションにしてやる
とかで凌いでます。

ウチの場合、他では受けないとかやらない って仕事が廻ってくるので、自分で
自分で工夫したり苦労するコトで却って営業になってる部分もあるのですけど。

SP−300もPC−600並の濃さで白インク打つには、まだまだ大変みたいなので
当分PC−600で頑張ってもらおうかと。 メッキやクリヤーの生地でかなり
色々と作れますので。

白とクリヤーは基本的にリンテックの900でラミネートもリンテックのGP−015で最高の柔軟性を謳ってます。 バイクやクルマなんかののヘルメットに
貼るのに、シワが寄らないヤツ ってのがウリなもんで。

タイトルRe^3: PC-600のランニングコスト
記事No10087
投稿日: 2004/02/07(Sat) 13:24
投稿者マム
参照先http://www.flexmom.jp
> メインマシンがPC−600という特殊な状況

爆笑。私も全く同じ事○ーランドさんに言われました。

>PC−600では小さめのサイズで小・中ロット(1000枚以下)で受けてます。

白塩ビに黒のラベルなんか、ホント綺麗ですよね。

> 元々、ALPSの機械でステッカー作りをしていたので

あ、私も同じでした。無理に塩ビをアルプスに突っ込んで、ぎぎーっとか言わせていた。良い子はまねしないでください。

>  メッキやクリヤーの生地でかなり

メッキは面白そうです。試してみたいです。

あと、畜光シートもぜひ試してみたいところです。夜中にほわーんと光って綺麗そうですね。

タイトルRe^4: PC-600のランニングコスト
記事No10088
投稿日: 2004/02/07(Sat) 13:43
投稿者やまだ
本当に驚くような、勇気づけられるような、ガッカリするような話しが多いですね(笑)小さいサイズ、小ロッド、には向いている感じですね。そのへんは私の店にはピッタリです。衣服のプリントもメインの仕事として行っているのですが、PC-600でのプリントはどんなもんでしょうか?堅牢度テストや綺麗さはいかがでしょうか?

タイトルRe^5: PC-600のランニングコスト
記事No10089
投稿日: 2004/02/07(Sat) 13:57
投稿者マム
参照先http://www.flexmom.jp
> 本当に驚くような、勇気づけられるような、ガッカリするような話しが多いですね(笑)

あの機械自体がそういう存在ですから(爆)

しかも9年前に一番初期の頃のColorCAMMの市場調査の担当者の一人だったのが実はマムだったりする(笑えない恐ろしい事実をこの場で激白:(◎o◎;)

Tシャツについては、実はウェアプリント業界ではPC-600はかなりインパクトを持って迎えられたそうです。うちはゼロックスのレーザーの方が断然ラニングコストが安く、印字も綺麗なので、残念ながら試していませんが。データーなくてすみません。

タイトルRe^6: PC-600のランニングコスト
記事No10090
投稿日: 2004/02/07(Sat) 15:11
投稿者やまだ
そうですか〜 あの機械はそういうヤツなんですね。当方も今現在は転写紙を使用してTシャツなどのプリントをしています。QA社のシートは結構 綺麗に仕上がりますので、わざわざPC-600を使用しなくてもいいかな〜とも思っています。でも多量枚数の場合などは全部をハサミで切ってられませんしね。私にとっては夢のようなフルカラーTシャツプリントなんですがね〜(笑)

タイトルRe^7: PC-600のランニングコスト
記事No10091
投稿日: 2004/02/07(Sat) 15:18
投稿者マム
参照先http://www.flexmom.jp
> 全部をハサミで切ってられませんしね。私にとっては夢のようなフルカラーTシャツプリントなんですがね〜(笑)

実はうちではレーザーで転写紙に印刷した後、PC-600でカットしています。位置合わせむずかしいっす。で、で、SPC-300を導入すべきかどうか、またはミマキさんの4点位置合わせの大型カット機にしようかどうしようかとも。大きいプロッタも実際問題欲しかったりします。

実際フルカラーTシャツプリントは需要まだまだこれからですよ。伸びます。この市場。

タイトルRe^8: PC-600のランニングコスト
記事No10092
投稿日: 2004/02/07(Sat) 15:30
投稿者やまだ
私もカラー出力後カッティングマシーンでカットを入れるという事に挑戦しました、しかし見事にずれてしまって失敗におわりました(爆)それを成功させているとは凄いですね。当方では、カラーコピーを使用していますが、印刷位置もけっこう甘く、カッティングマシーンはCAMM-1PRO-960というほんとにセコ〜いマシーンでの挑戦でしたので、やはり失敗は当たり前のような気もしますね。

タイトルあー、なんか力付けられます。
記事No10093
投稿日: 2004/02/07(Sat) 16:52
投稿者jkdp
参照先http://www.jkdp.com/
http://www.j-bike.com/php3/shopping/goods.php3?url=index_other&shop_no=34&goodsid=343001

こちらの商品はA3ノビのPXインク(エプソン)で出力してPC−600で
カットしてます。 文章だと上手く表現できませんが、使用する生地をPC−600で直接咥えるのではなくて、大判のガイド用紙を取り付けてそれで
位置合わせしてカットさせてます。 0.4mmズレたらNGとしてますが、目見当でも大丈夫ですね。

屋外で使用するので、ラミかける前に液体ラミで目止めしてます。 スズキ
のチョイノリ専用というコトで、貼る車体が安いコトもあり賞味期限は1年
と考えてましたが、ある程度の金額はたくお客さんは、逆にモノを大切にしますので
考えていたよりも、ずっと長持ちしてるようです。

1セットからでも作れますし、必要な数だけ作って納品できる ってのは
在庫抱えたくない販売店側にもメリットのあるコトだし、売れ残ってワゴン
セール行きってのも避けられます。

チョットしか作らない(作れない)というステッカーで、カスタムペイント
と同等のレベルの満足感を感じて欲しいというのがウチのコンセプトです。

だから、安く作ります ではなくて、高くても欲しい と思ってもらえるような
ブツを日夜目論んでます。

只今準備している商品は既に売られている切れ目の入ってない大判のステッカー
用の型紙です。 オートバイに合わせたカットラインを紙にプリントするのですが
カッターホルダーに取り付けるボールペンを旋盤で削って作りました。 プリント
する紙が高いので、インク代でコストかけられないんです。 

以前、ローランドの方が取材に来られた時もアクリルで先端尖らせた、位置
合わせ用のロッド見て大笑いしてましたっけ。

SHOPの販売商品の企画というか、お客さんがお金出してでも欲しいっていう
質感があって、尚且つ他の業者さんでは作らないロットで考えてます。 切り文字
は、やってる業者さんも多いし、ウチとしても差別化が図り難いので、基本的には受けてないんです。

アイロンプリントに関しては、SP−300が既にかなりのレベルですね。
表現の細やかさに関しては、PC−600を超えてます。
ただPC−600にしても、激しく洗濯すると表面がカスレるので、表面保護に
印刷インクのクリヤー乗せたりして数種テスト中です。