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タイトル品質に関して思うこと。
記事No2612
投稿日: 2002/02/11(Mon) 21:14
投稿者美装 島崎
参照先http://www.biso2000.com
協力企業のBISO嶋崎です。いつも皆様のご意見大変参考になります。
最近、仕事の進め方や製品の品質について思うことがあります。
ここ数年ISO9000.14000が製造業を中心に大流行していますが、私達のサイン業界にどのくらい有効なのでしょうか。全く無益とは思いませんがこの手の国際標準というものは日本の伝統的な「良い」企業風土(特に私達のようなサイン業界)に適したものなのでしょうか。疑問に感じることがあります。私達メーカーの中にもISO認証を取得したり、取得準備しているところも少なくありませんが、トータルな品質は良しとしても個別の問題・トラブルへの対応に納得いかないこともあります。これは、ISOが仕組み・システムで品質の向上を図ろうとしているからであり、予期しないトラブルへの対処では、どうしてもマニュアル化された対応が遅れてしまう傾向があるのではないでしょうか。(あくまで私見です。)
個人的には、80年代に日本の経済成長を支えたQC活動の方が全社員参加型で個人のモチベーションも高く、問題解決を図る。つまりは仕事の品質を向上させることに適していると思います。あの素晴らしい、ちょっと懐かしいQC活動はどうなってしまったのでしょう。
おそらく、あの雪印もISOやHACCPといった国際基準を取得していたのでしょうね。
最終的には、経営者のリーダーシップと社員個人個人のモラルの問題ですか。