[リストへもどる]
一括表示
タイトル1にも2にもデザイン
記事No3196
投稿日: 2002/04/20(Sat) 05:03
投稿者itotonbo
参照先http://www.itotonbo.com
デザインよりも内容とのご意見もあるようだが、今のご時世、商品でもソフトにおいても大差はない。車、衣服、化粧品等など看板もまた然り。価格も
また二次的なもの。やはりデザインに尽きる。今の若い方々は優れた感性をもっている。我々もまた、専門家としてこれに負けない感性を磨き、己の感性に自信を持つことが大切だ。人生のデザインも怠り無く。

タイトルRe: 1にも2にもデザイン
記事No3197
投稿日: 2002/04/20(Sat) 08:37
投稿者あごかぜ
参照先http://www.machidabisoh.com
少し補足させていただくと、デザインというのは、単純な「意匠」つまりビジュアルを指す場合と、理念を含めた設計あるいは設計思想のような幅広い概念を指す場合があるということです。itotonboさんはたぶん
>人生のデザインも怠り無く。
という具合に、後者の意味でお使いではないかと思うのですが、このご発言全体を単に、1にも2にも「見栄え」という風に理解するのは、ちょっと違うかなと思ってます。
WEBというメディアに特定すれば、現実には見栄えよりも説明が詳しいサイトの方が売上げにつながっている、という報告もあるようなので、これも先輩のご発言を誤解しないことが肝要ではないかと思います。

タイトルRe: デザインというよりもロジック
記事No3200
投稿日: 2002/04/20(Sat) 12:20
投稿者まめ
参照先http://www.mamiuda.net
感性で売れるものがデザインできる人はある意味「天才」だと思う。
デザインは、やはりロジックな観点から組み立てられるもの、のような気がします。小原さんのデザインに関する一連の発言は一見「デザイン軽視」的なものに聞こえるのですが、おそらく多くの看板屋さんとの接触から感じた看板屋さんの言うところの「デザイン」の認識に対するアンチテーゼ、じゃないかな?と思います。
当然デザインは非常に重要、でもその捉え方は個人的な主観に頼った感覚的なもので、その「性能」を立証できるものではないことが多い。
看板屋さんそんなところにもっと気がついて欲しいと言っているのでは、と私は感じましたが、違うかな?

タイトルRe^2: デザインというよりもロジック
記事No3214
投稿日: 2002/04/20(Sat) 19:34
投稿者小原 琢磨
参照先http://www.kanban-navi.com
こんにちは。
看板ナビの小原です。

> 感性で売れるものがデザインできる人はある意味「天才」だと思う。

僕もそう思います(笑)。そして、その天才は、実際にはほとんどいない
気がします。

> 当然デザインは非常に重要、でもその捉え方は個人的な主観に頼った感
> 覚的なもので、その「性能」を立証できるものではないことが多い。
> 看板屋さんそんなところにもっと気がついて欲しいと言っているのでは、> と私は感じましたが、違うかな?

うんうん、そうだったりします(笑)。僕はデザインを軽視はしてない
ですよ。

まずですね、僕は何も看板のことを言っているわけではないんですね。

1にも2にもデザイン、というのには賛同しかねるかな、ということです。

繰り返しになってしまいますけど、コンセプトがあって、そこにデザイン
があるんだと思うんですよね。順番の話ですね。

これは何も商売に限った話じゃなくて、「説得力」って大抵論理性が問わ
れると思うんですよ。商売って、自社の商品を、色々な手段で説得して買
わせるとも言えるわけですから、論理性とか一貫性が必要かと。

所謂ヒット商品というのは、偶然のものもありますけれど、通常は綿密な
“売れる理由”をどれくらい作っていくか?ということだと思うんです。

で、売れる理由とは、まあ平たく言えば「満足」なわけでして。
満足と思う理由は人それぞれ。その中の一つに、デザイン。

と、僕は実際にデザインだけで選ぶことがほとんど無い人なので、そう思
うんですね。

タイトルRe: デザインというよりもロジック
記事No3201
投稿日: 2002/04/20(Sat) 12:33
投稿者あいお
参照先http://www.mashikokanban.com
> 市場があって、訴求するためのコンセプトがあって、差別化があって、そ
> の次にそれを表現する手法の一つにデザインが来ます。

言葉でかけば、その通りですが、市場も調べず、コンセプトも
持たず、差別化も考えず、看板の意図さえ考えず、
作らせている、作ってるのが実情のような気がしています。
これからの前提を考えず、依頼されるのが看板屋さんだとも
思っています。

儲けせしてあげる看板・集客力のある看板を作れればいいのだと
思うのは、間違いなのでしょうか。
そんな簡単な事ではないはずなのですが。
また、看板に多くを求めるのは、馬鹿げているとも思える。
“ほかよりもちょっと力を入れている”だけぐらいしか
今のところ、看板屋さんに出来ることはないとも思える。
それが他よりほんの少しちっょと凝ったデザインぐらいなのでは。

マーケティング的な視点とか
ロジック(論理)が大切だと力説しても、看板屋さんが
今置かれている立場って、そんなに力のない場所だとも思える。
能書き垂れ、上手く成功しているプロジューサー・
コーデネイターとやらにお金を払い、ね!うちの言うとおり
やっておけば、事通り、お客さんが来るでしょう。

今思うに、看板屋さんって、責任を負わない気楽な商売なんですよ。
看板が悪かろもうが、お客が入らなければ、そのお店の
経営者の責任なのです。
そんな看板を付けさせた経営者の責任なのです。

そんな意味のない看板を作りたくないから、頑張っているわけですよ。
いい看板だったね。お客さんが増えたよ。有り難うね。
こんな間柄が楽しく、嬉しいから頑張っているわけですよ。

変ですかね。この考え方。

タイトルRe^2: デザインというよりもロジック
記事No3202
投稿日: 2002/04/20(Sat) 12:40
投稿者あいお
参照先http://www.mashikokanban.com
20分もかかって書いて、投稿するをクリックし、掲示板を
見たら、まめさんがいた。こんにちは。

今から昼飯です。

タイトルRe^3: デザインというよりもロジック
記事No3203
投稿日: 2002/04/20(Sat) 13:12
投稿者まめ
参照先http://www.mamiuda.net
> 見たら、まめさんがいた。こんにちは。

あいおさん、こんにちは。
でも小原さんの発言が無くなってしまいました。
すごく面白い発言だったのに残念。

タイトルRe^4: デザインというよりもロジック
記事No3204
投稿日: 2002/04/20(Sat) 13:41
投稿者あいお
参照先http://www.mashikokanban.com
> でも小原さんの発言が無くなってしまいました。
> すごく面白い発言だったのに残念。

小原さんの発言の再カキコを希望しますよ。
言っている事、教えていただいてる事は、
身にしみて、感謝していますので。

タイトルRe^2: デザインというよりもロジック
記事No3207
投稿日: 2002/04/20(Sat) 15:00
投稿者まめ
参照先http://www.mamiuda.net
> ロジック(論理)が大切だと力説しても、看板屋さんが
> 今置かれている立場って、そんなに力のない場所だとも思える。

現実にはほんと、その通りだと思います。でも、その力の無さが危ういところだな、と思うわけです。

クライアント側にしてもほとんどは感覚的なところに頼っていて論理で効果を立証できることまでは求めていないかもしれないです。しかし、そこを大きなビジネスチャンスと見る人や企業も必ず出てくるでしょう、というよりこれはすでに始まっているはず。。。

看板屋はモノ作って売ってナンボの商売からビジネスにおけるビジュアル面の総合サービス業に転換、というかシフトしなければ残れない時代が近い将来に来るのではなかろうかと感じています。
看板屋は看板を作ることが出来ますよ、だけではもはや異業種との区別さえ出来ない。

ロジックという言い方をすると、なんかデータ的な堅苦しい、融通のきかないことのようなイメージがあって、「現実はそんなもんじゃないよ」って言いたくなるようなところがありますが、それが確立された上で考えていくことは、何も無い状態で感覚的に考えるのよりも、時間的にもコスト的にもメリットがあると思います。それはお客の満足にも反映されるでしょう。

そして論理で説明できることは、文字に、言葉に表すことができますから、宣伝をすることが出来ます。それをすすめることは「ブランド化」にもつながる可能性があります。看板屋にも宣伝やブランド化は必要だと思うのですが、これが効果的に出来ないのは「論理」が欠けているからではないでしょうか。

サービス業としてやっていくにはロジック(論理的)なデザインや経営をしていく必要があるでしょう。そして、今は看板屋にとっての転換期かも知れないな、と思うのです。

タイトルRe^2: デザインというよりもロジック
記事No3208
投稿日: 2002/04/20(Sat) 15:16
投稿者デキシー
> そんな意味のない看板を作りたくないから、頑張っているわけですよ。
> いい看板だったね。お客さんが増えたよ。有り難うね。
> こんな間柄が楽しく、嬉しいから頑張っているわけですよ。

こういうのを読むとほっとしますね。癒し系看板屋・増子かんばん(^^)

みなさんの一連の話を読ませてもらって自分もいろいろ考えるきっかけになりました。
こういうテーマについて看板を依頼する側の人たちの意見も聞きたいですね。

看板ナビには看板を依頼するページがありますが、たんに案件を書いてメールくださいって感じになってるのがもったいないですね。
具体的な案件について様々な人が掲示板でディスカッションしていったらどんな看板ができるんだろう?すごく興味があります。

タイトルRe^3: デザインというよりもロジック
記事No3209
投稿日: 2002/04/20(Sat) 16:49
投稿者越智@オチスタジオ
参照先http://ad1.co.jp
こんにちは
越智@オチスタジオです

> > そんな意味のない看板を作りたくないから、頑張っているわけですよ。
> > いい看板だったね。お客さんが増えたよ。有り難うね。
> > こんな間柄が楽しく、嬉しいから頑張っているわけですよ。

ですね、ですね。
皆さんの意見がまとまってきたような気がします。
表現方法やことばのニュアンスが違うだけで、根本で考えている事は一緒なのかな?


>
> みなさんの一連の話を読ませてもらって自分もいろいろ考えるきっかけになりました。
> こういうテーマについて看板を依頼する側の人たちの意見も聞きたいですね。

ですね、ですね。
その意見の集大成は看板ナビスタッフの頭の中に入っている。

ノコ・ノミ・金づちを持って仙台に集まろう!

タイトルその看板誰のため?
記事No3210
投稿日: 2002/04/20(Sat) 17:08
投稿者西坂
参照先http://www.kanban-navi.com
> こういうテーマについて看板を依頼する側の人たちの意見も聞きたいですね。

施主さんも会員登録するのですがその時にアンケートをしてもらってます。
こういうテーマをすごく意識して^^;直接施主さんと話す機会も増やして
ます。

昨年の秋に施主さん向けの看板ナビをオープンしてからずっと考えてました。

僕たちの主張は「その看板誰のために作ってんの?」です。皆さんの商売を
上手く行かせるために絶対に必要なのが、「お客さんに喜ばれること」。
「そんなことわかってるよ!」と言う方がほとんどですが、本当に分かって
ますか?聞いてますか?答える努力をしてますか?自分が中心で押し付け
てませんか?「こうすれば喜ぶはずだ?」って勝手に思ってませんか?
僕たちの調査ではほとんどが勝手に思ってます。勝手に思って信じてるので
自分ではそんな訳ないと考えているはずです。

さて、自分が作った看板。仲の良くない施主さんにでも1年後に訪問して
「満足していただいていますか?」と聞いてますか?それはお客さんが
求めていることです。喜ばれることです。それが喜ばれる看板の一要素
になりえます。喜ぶか喜ばないかはお客さんが決めることです。

当社でホームページを作っていただいた皆様^^;えらそうなこと言って
すみません(笑)

> 具体的な案件について様々な人が掲示板でディスカッションしていったらどんな看板ができるんだろう?すごく興味があります。

面白そうですね。まとまんなさそうだけど、、、(笑)

タイトルRe: その看板誰のため?
記事No3211
投稿日: 2002/04/20(Sat) 17:40
投稿者あいお
参照先http://www.mashikokanban.com
お客様を喜ばせる為の看板であり、またそのお客様に多くのお客様が
来てもらえることの出来る看板でありたいと思っています。

だから、作る前の打ち合わせに時間を割くのです。
1万の看板だろうが、100万の看板だろうが、見本(メール・
FAX・カラコピーで)を提出し、納得してもらってから作っています。

>喜ぶか喜ばないかはお客さんが決めることです。
> 当社でホームページを作っていただいた皆様^^;えらそうなこと言って
> すみません(笑)

そこですよね。
私個人の意見ですが、看板ナビさんが、看板屋さんのHPを
作って上げてはいけないのではないでしょうか。
親切心で、とっかかりに作って上げているのでしょうけど、
この本とこのソフトで作ってみてはというのが、その看板屋さんに
対して、最も適切なアドバイスだと思うわけです。

それなりのお金をかけて、リスクとして
HPを他の専門の製作会社さんに作ってもらう事は、
かまわないと思し、看板ナビさんがいつからHP製作会社になったかは
しらないが、安く作って上げては、意味をなさないと思うのです。

今日のお昼ご飯時にコメディアンの石塚さんを見た。
見ているだけで、楽しくなります。
そうだ!癒し系デブの看板屋を目指そう。そう心に誓ったのでした。

変なレスですみません。

タイトルRe^2: その看板誰のため?
記事No3215
投稿日: 2002/04/20(Sat) 19:51
投稿者小原 琢磨
参照先http://www.kanban-navi.com
> そこですよね。
> 私個人の意見ですが、看板ナビさんが、看板屋さんのHPを
> 作って上げてはいけないのではないでしょうか。
> 親切心で、とっかかりに作って上げているのでしょうけど、
> この本とこのソフトで作ってみてはというのが、その看板屋さんに
> 対して、最も適切なアドバイスだと思うわけです。

今までに何回か、「HPは自社で作るべき」という主張をしてきました。

けれども現実問題として、特に年配の方に多いのですが、相当ハードルが
高いようです。キーボードとか、カタカナ語とか。そういうレベルで。
デジタルデバイドってやつでしょうか。

でもHPくらいは持っていた方がいいわけですし、持っていることがきっ
かけでネットについて理解する、ってことの方が多いんですよね。

で、例えば20万円でHPを作るとします。社長自らが1から勉強して、
ある程度のものを作るには、1ヶ月はかかります。人によっては2ヶ月、
3ヶ月。社長の人件費を月に40万とすると、それだけで外注に出した方
が安くなってしまうんですね。しかも1ヶ月勉強して、できるものは大し
た代物ではないかもしれません。売れるHPを作るには、相当の勉強が必
要でしょうから。

それなら、例えばうちで作らせて頂く場合には、どうしたら儲かるのか?
成功事例がこうで、地域性がこうで、自社のポジションがこうで、コピー
はこうして、検索エンジン対策はこうして、運営はこうして、メールはこ
んな風に使って・・・なーんてことも含めて全部やってしまいまので、投
資効果としては賢くなってしまうこともあります。

んー・・・確かに、悩みどころではあります。

タイトルRe^3: その看板誰のため?
記事No3230
投稿日: 2002/04/21(Sun) 18:05
投稿者あいお
参照先http://www.mashikokanban.com
>しかも1ヶ月勉強して、できるものは大し
> た代物ではないかもしれません。売れるHPを作るには、相当の勉強が必
> 要でしょうから。

看板ナビさんが作った大した代物、売れる実例サイトを
紹介してほしいですね。

> それなら、例えばうちで作らせて頂く場合には、どうしたら儲かるのか?

儲かる事まで教えてくれるのですか。
是非、さわりだけでも、教えてくれませんか。

タイトルRe^4: その看板誰のため?
記事No3242
投稿日: 2002/04/22(Mon) 12:07
投稿者小原 琢磨
参照先http://www.kanban-navi.com
> 看板ナビさんが作った大した代物、売れる実例サイトを
> 紹介してほしいですね。

お客様のこともありますから、さすがにそれはご勘弁を。

あ、看板ナビモデルだったりして・・(笑)
そんなことないかな・・・・?

詳しくはメールさせて頂きました。

タイトルRe^2: その看板誰のため?
記事No3225
投稿日: 2002/04/21(Sun) 12:28
投稿者デキシー
> そうだ!癒し系デブの看板屋を目指そう。そう心に誓ったのでした。

いいなぁそれ。

じゃ僕は「なにわの脱力系」で行こうっと(笑)