[リストへもどる]
一括表示
タイトルラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4195
投稿日: 2002/08/04(Sun) 06:41
投稿者なかの
イラストレーターで作成したものを一度インクジェットプリンタで印刷し、アウトライン化した同じ原稿を使用して、そのシートを他のカッティング専用プロッタでカットすることは可能なのでしょうか。 もし、その様な使い方をしている人がいらっしゃれば、要領をお教えくださるでしょうか。 よろしくお願いいたします。

タイトルRe: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4196
投稿日: 2002/08/04(Sun) 09:26
投稿者トレビ 山岡
参照先http://www.torebi.com
少し違うかもしれませんが次のような内容でしょうか?
インクジェットで出力した物をラミネートし、カッティングプロッターにセットしてカットする。

もしこのような内容でしたら注意点があります。

1.カッティングプロッターにトンボの検知センサーはありますか?
 あれば出力画像との誤差はあまりありませんが、もしセンサーが
 なければセット位置を決めるのに工夫がひつようです。

2.イラストレーターのデータにトンボ(カッティングプロッターの機種
 により形状はちがいます)も出力しておく。

3.イラストレーターの出力データからカット用のデータのみを製作す
 る。
 全体を合体するとか、パスのオフセット等を利用してカットデータを
 製作する。
 別のレイヤーで作成して線に色をつけて作画レイヤーの上に表示して
 確認。

このような方法で切り文字やステッカーを製作していますが、注意点は
プロッターの性能、カットデータで不要なデータを残さない等が大事ではないでしょうか。

もし勘違いの内容でしたらスミマセン。

タイトルRe^2: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4197
投稿日: 2002/08/04(Sun) 11:41
投稿者なかの
> 少し違うかもしれませんが次のような内容でしょうか?
> インクジェットで出力した物をラミネートし、カッティングプロッターにセットしてカットする。

トレビの山岡さん、横浜の中野です。 
貴重なアドバイスをありがとうございました。

私の質問の内容は、まさに仰るとりです。 今はカッティングプロッタだけはあり、文字の製作だけを行っています。 グラフィックスも出来るように将来、プリンターも導入したいと考えています。

山岡さんのご説明では、ラベルを製作する際には、位置合わせさえうまく工夫をすれば、既存のカッティングプロッタを有効利用できそうですね。

プリンタを導入したら早速試してみます。 ありがとうございました。 

タイトルRe^2: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4198
投稿日: 2002/08/04(Sun) 12:26
投稿者mat@tent
参照先http://www.
トンボとカッティングマシンの位置合わせに
マシンに小型のレーザーポインターをセットして利用しています
センタリングが決めやすくて便利ですよ。

タイトルRe^3: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4199
投稿日: 2002/08/04(Sun) 17:38
投稿者なかの
> トンボとカッティングマシンの位置合わせに
> マシンに小型のレーザーポインターをセットして利用しています
> センタリングが決めやすくて便利ですよ。

なるほど、なかなか良いアイディアですね。
マシンがそろったら、この方法も試してみます。
ありがとうございました。

タイトルRe: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4200
投稿日: 2002/08/04(Sun) 17:51
投稿者森口@大同銘工
参照先http://www.meiban.co.jp
当社、銘板業ですから、他品種少量の「貼り銘板」の仕事があります。
長方形が主な形なので、シルク印刷したシートをトムソンで型抜きしたりしていますが、あまりに少量になると、トムソン型代がかさむので、手切りしたりしています。

そこで、カッティングマシンを使って出来ないかと、かなり前から研究しておりました。
クロップマークを使ってカット出来る機種が登場して、「こりゃ使えるかも・・」と思いましたが、印刷段階でも0.1〜0.3ミリの誤差が生じ、その上、グリッドローラータイプのカッティングマシンでも、同じぐらいの誤差が生じます(機種によってはもっとかもしれません)
材料自体の伸縮もあります。

POPやグラフィックステッカー程度でしたらなんとか使えますが
公差の厳しい工業銘板系の仕事には、まだまだ使えないみたいです。

輪郭に、線が残るようなデザインだと、グラフィック系でもずれが目立ちますから注意が必要です。

カッティングマシンも、フラットベットタイプだと、紙送りの誤差が無いので、比較的正確に切れます。(実験済み)

でも、印刷がインクジェットや熱転写で、グリットローリングの場合は、そちらの誤差もバカになりませんから、位置あわせは苦労すると思います。

ローランドの、プリント&カッティングマシンならどうなんでしょ?
誤差どのぐらいでカットできるんでしょうか?
僕も興味あります。

タイトルRe^2: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4201
投稿日: 2002/08/04(Sun) 18:14
投稿者トレビ 山岡
参照先http://www.torebi.com
先日、シール関係の勉強会がありましてローランドからリボンタイプの
プリント+カットマシーンの紹介がありました。

シール業界でも小ロット多品種が必要不可欠な課題ですので真剣に
聞いていましたが、リボンの価格も高く、リボンタイプの出力時間も長過ぎですし、最悪は検知用のマークを入れてもいていてもラミネートの為にセットをはずすと、プリントとカット位置の誤差はプラマイ2mm位になるそうです。

「シール屋の集まりに誤差がプラマイ2mmのプリンターを持って来てどないするんや」との声がほとんどでした。

森口@大同銘工様の公差は厳しいですが、通常のステッカーの場合
ミマキ製のカッティングプロッターでトンボ゛検知がついている機種
でしたら、そこそこの物は出来ています。

機械の価格はローランド製が魅力的ですがセンサーの能力には不満です。

タイトルRe^3: ラミネーターの有効利用についてお尋ねします。
記事No4202
投稿日: 2002/08/04(Sun) 21:04
投稿者mskT.COM
参照先http://www.mskT.COM/
そのローランドの熱転写型(PC-600)を使ってます。

長尺ものはあまり経験がありませんが、通常の1m程度までの使用にお
いては0.5mmとずれたことはありませんよ。細いライン上も平気でカッ
トしてます。

普段は、シートを外さずにフィードしてラミネートし、原点に巻き戻
してカットするのでずれないのかな?と思い、試しにクロップマークで
試してみました。

・クロップマーク入りでプリント出力し、一度シートを外す。
・ラミネート後、再びセット(シートフィード方向はできるだけまっ
すぐに)
・ポインタを動かし原点と、もう一点をセット
(PC-600の場合は、目視でマーク上にポインタを動かし、セットする
必要があります。ここが一番ずれる原因になりそうです。)
・カット出力で終了

ここで「ずれる」のはPC-600の位置設定が目視によるものだからでは
ないでしょうか?初めてやったのですが、とても見難く、完全に合わせ
るのは至難の技でした。それでも何とか合わせて1mm程度の誤差はでま
したが、前出のレーザーポインタなどできちんと合わせられたら、それ
なりの精度はでると思いますよ。
2mmというのは大げさなような気がします。

それより、プリンタとカットを別マシンでする方がよっぽどずれると
思うのですが。
シートフィード方向の機種毎の距離誤差って思った以上にあります。
いかに原点を合わせたとしても、原点から離れるに従って徐々にずれ
てくることってよくありますよね。クロップマーク自動読みとりの機種
って、この辺の調整もできるんでしょうか?