[リストへもどる]
一括表示
タイトル屋外広告業界の今 これから---
記事No8114
投稿日: 2003/06/11(Wed) 19:05
投稿者独見庵
先日の「総合報道」で過去10年間の比較の記事がありました。
広告費  5兆1300億円マ5兆7000億円 11.1%の伸び
屋外広告   3309億円マ  2887億円 12.8%の減少
失われた10年といわれても仕方がない低成長ということが書かれておりました。
広告費が伸びて看板業界がマイナス成長/この事について皆さんのご意見を伺いたくて、2度目の投稿ですがキーボードを叩いてます。
原因の一つに現在みなさんが謳歌しているインクジェットプリントがあると思ってます。アリマス。
当社でも3年半ほど前に水性顔料タイプを導入して何とかこなしてきましたが、今年になってからちょっと状況が違って来ております。
印刷屋さんがカタログ・チラシ等の注文を受ける際値引きの代わりに
プリント物をサービスで提供していることです。
分譲地の売り出し・リニューアルオープン告知・特別メニュー懸垂幕
等々 本来、看板業界の売上げになるべき事が他業種に流れてしまっている模様です。
私たちの弱点はクライアントとの打ち合わせが印刷業者の方に比べると時期的にかなり遅いということです。
遅いというより、出る幕が無い(提案すらさせてもらえない)
カタログ・チラシと内容・色彩を関連づけたプリントを無料サービスではどうにも太刀打ちできません。
皆さんはどんな状況でしょうか?
対策を思案中ですが浅学のためか なんにも。
愚痴になってますね。
タイトルを「当社の今 これから---」に変更!!

前記のことも業界の売上げ減少の一つだと思います。
プリンターは薬よりも毒の割合が高いかもと、思うこの頃です。
ここで溶剤のプリンターの発注をしてしまいましたが 看板屋のサガ
でしょうか?

皆さんの知恵を貸していただければと投稿いたしました。

タイトルRe: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8117
投稿日: 2003/06/11(Wed) 19:56
投稿者あいお
参照先http://www.mashikokanban.com
> 遅いというより、出る幕が無い(提案すらさせてもらえない)

もう答えがでているじゃないですか。
出る幕がなくとも出るしかないのです。
クライアントに提案する立場にならなければいけない
ということでしょう。
今度は、看板屋が値引き代わりに
チラシやカタログをサービスすればいいのでは。

簡単にはこう書けるが、難しいのはわかった上で、書いています。
きっと、行くつき先は、提案出来る態勢をどう整えるかだと
思うようになっています。

実例を一つ。
とある建設屋さんが分譲地のチラシを蒔こうとしていて、
どうすればチラシ代が安くなるかと思案したところ、
チラシのデーター(イラレ)を建設屋さんが用意するということ
なったらしく、その建設屋の担当者さんがイラレを
一生懸命おぼえた。
見るに無惨なチラシが出来上がったが、それなりに満足している
ようです。(チラシを出す事に、段々上手くなってきている。)

余談
その建設屋の担当者さんからイラレの使い方を何度も聞かれ、
教えたのは私です。画像のリンクさえ知らなかったのには、
驚いた。けど、仕事を一杯貰ったので、教え代はサービスは、
サービスしておきました。(笑)


私は、生き残るには、提案出来る立場にならなければいけないこと
と思っています。

どんなもんでしょうか。

タイトルRe: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8118
投稿日: 2003/06/11(Wed) 21:18
投稿者sano sign
> 先日の「総合報道」で過去10年間の比較の記事がありました。
> 広告費  5兆1300億円マ5兆7000億円 11.1%の伸び
> 屋外広告   3309億円マ  2887億円 12.8%の減少


データーで表すことが出来ないのですが,数年前までサラ金の広告を1部を除きテレビで広告を出すことができませんでした。その為,屋上広告や野立て看板等,屋外広告に予算を使っていましたが,それが規制緩和で解除になりテレビ広告に移っていったのではないでしょうか,,?。
そんなことより全国で25000社の看板屋があるらしいですが2887億円でわると1社あたり.....とても従業員を雇いインクジェットのリース代が払えませんね。看板屋はせめて屋内広告でなく屋外広告で,,,プリンターはあくまで道具と考え商売でなく笑売しましょう。

タイトルRe: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8121
投稿日: 2003/06/12(Thu) 09:16
投稿者じろ3
参照先http://page.freett.com/ryusai/index.htm
> 印刷屋さんがカタログ・チラシ等の注文を受ける際値引きの代わりに
> プリント物をサービスで提供していることです。
> 分譲地の売り出し・リニューアルオープン告知・特別メニュー懸垂幕
> 等々 本来、看板業界の売上げになるべき事が他業種に流れてしまっている模様です。
> 私たちの弱点はクライアントとの打ち合わせが印刷業者の方に比べると時期的にかなり遅いということです。
> 遅いというより、出る幕が無い(提案すらさせてもらえない)
> カタログ・チラシと内容・色彩を関連づけたプリントを無料サービスではどうにも太刀打ちできません。
> 皆さんはどんな状況でしょうか?

印刷屋さんとタイアップしてます。
っていうか。うちの嫁さん。印刷屋なんで。

嫁さんのとこに限らず、印刷屋さんから結構ネタが入るので。


店舗オープンの際に、チラシをはじめ広告関係全般に
印刷屋さんに行くことが多いようなので
印刷屋さんと仲良しになる!

タイトルRe: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8124
投稿日: 2003/06/12(Thu) 11:07
投稿者ディック158
私もディスプレイ関係の仕事をしています。
> 原因の一つに現在みなさんが謳歌しているインクジェットプリントがあると思ってます。アリマス。

インクジェットの出現は非常に大きいと思います。画像の扱いやリップの設定なんかは、印刷やさんの方が慣れてますしね。インクジェット1台あれば、看板屋さんの仕事のかなりの部分をカバーできますよね。

> 当社でも3年半ほど前に水性顔料タイプを導入して何とかこなしてきましたが、・・・。

私の会社もJV2にはじまって顔料・溶剤・熱転写といろいろやってます。
外注に出すよりは見積り的にも、納期的にも有利ですし。

> 等々 本来、看板業界の売上げになるべき事が他業種に流れてしまっている模様です。

という考え方もできますが、印刷・看板・イベント企画・ディスプレイなどの垣根がなくなって来ているように思います。結局、クライアントとしては、どこでどういう方法で作られたものであれ、ある一定の品質が保たれていればOKということです。

> 私たちの弱点はクライアントとの打ち合わせが印刷業者の方に比べると時期的にかなり遅いということです。

自社のホームページで、直接お客様に自社商品のすばらしさを訴えかけるという事も必要ですよね。わたしも自社ホームページの運営を担当していますが。自社紹介よりも、売れるホームページを目指しています。
本格的ブロードバンドの時代です。インターネットをもっともっと活用して、同業種・異業種をこえたネットワークを広げて行くのも一つの方法かと思いますがいかがでしょうか。

タイトルRe^2: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8153
投稿日: 2003/06/13(Fri) 01:10
投稿者独見庵
皆さんのご意見ありがとうございました。どうも縄張り意識が強すぎたみたいですね。
自分は看板屋。そう思ってきました。他業種の人が看板業に魅力を持って参入するのは自由だと考えております。
私たちが生計の糧としている部分を、本来の受注をするために無料サービスされてることが無念で腹立たしい思いでした。
看板業界全体の深刻な問題になりかねないと思うのは、
考えすぎだったんでしょうか?

看板屋という意識から離れるとノープロブレム、ですね。
そう考えるとボーダーレスの時代、いま流行の「あり」なんだと
思えてくるのも不思議な感じです。
これからはイベント業者という気持ちで間口を広げてみます。

ブロードバンドって厄介ですね。義理・人情って言葉が愛おしい。

タイトルRe: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8154
投稿日: 2003/06/13(Fri) 08:50
投稿者いちはし
参照先http://www.kanban-display.co.jp
異業種が入ってくると言うことは
それだけ、まだまだやることがある業界なんだとおもいますよ。
ハリキッっていきまっしょい!

タイトルRe: 屋外広告業界の今 これから---
記事No8187
投稿日: 2003/06/13(Fri) 21:37
投稿者二代目若旦那
独見庵さん、はじめまして。若旦那と申します。

> 印刷屋さんがカタログ・チラシ等の注文を受ける際値引きの代わりに
> プリント物をサービスで提供していることです。
> 分譲地の売り出し・リニューアルオープン告知・特別メニュー懸垂幕
> 等々 本来、看板業界の売上げになるべき事が他業種に流れてしまっている模様です。

うちの地域でも似たような現象がおきています。他業種に仕事が流れてる
のもあるのですが、過去取引のあったところで、デザイン事務所・ホテル・
花屋・葬祭屋・設計事務所・建設会社・・・等々自前で大なり、小なりの
インクジェットプリンターを購入してちょっとした物を自社製作している
ところが増えてきています。うちに依頼があるのは、大物看板の出力か
デザインがらみの物しか仕事が来なくなりました。
看板屋の敵はもはや印刷業界だけでは無くなってきているのかも知れない
ですね。お金とパソコン&周辺機器の知識があれば誰でも作れますから。

> カタログ・チラシと内容・色彩を関連づけたプリントを無料サービスではどうにも太刀打ちできません。

あえて出力物で勝負する必要は無いと思います。どう頑張っても
印刷業者には、現段階で勝てないと思います。(多分)へたすると
自分の首を絞める結果に・・・。

私の考えでは、他の業種が真似できない看板屋にしかできないものを
見つけなければいけないんじゃないかと思います。
例えば、彫刻の分野を取り入れてみるとか・・・最近3D彫刻機なんてのが
出ていますが、その機械って使う業種がかなり限られていると思うんですよ
(看板屋が得意とする分野?)なんで、そこらへんで今後、勝負して
いってはどうかなぁと思っています。
或いは他の業種の技術と看板技術とのコラボレーション!聞いた話に
よると、ある看板屋さんが廃ガラスを使ってすごい看板を作っている
とか・・・(情報不足で・・・ -_-;)

スミマセン、いまさらこんな参考にならないレスで・・・(m_ _m)