タイトル | : Re^2: インクジェットが・・・ |
記事No | : 8557 |
投稿日 | : 2003/07/10(Thu) 10:50 |
投稿者 | : JK |
自分で経験したことから・・・。
それはおそらく外から浸入した水ではないです。 「アクリルに貼った」ということで、たぶん水貼りをしたと仮定します。 一生懸命スキージで水を押し出し、余分な水をぞーきん(ウェスともいう・・・。)でふき取り、ヒートガンでエッジの水分をさらに飛ばしテープを貼る。 もう一度ヒートガンをあて、密着をよくし、さぁ完成!
取付けた次の日に、まわりからアメーバのようにしみが出てる! 「なんじゃこりゃー」私も元請さんもお客さんもびっくり。
<<たぶんこれが原因>> いくら一生懸命スキージで押しても、中の水分は完全には抜けきらないんですよね。メディアの糊って結構やわらかいし、ラミしてある分、厚みも増してるので。 見た目には抜けきったように見えますが、ごくごく微量の水分が残ってます。(シート貼りも同じ。剥がして見ると水分残ってます。)
それは時間をかけてゆっくりゆっくり抜けていきます。 で、そこに周りからエッジテープを貼ってしまうと水分の逃げ道がなくなります。 ではその水分はどこに行くのか? メディアとラミネートの間に入り込むのです。シミシミシミシミシミと。 毛細管現象ですな。 下側が一番ひどく、次に左右に出てませんか? 上側は出てもわずかだと。
電照メディアに限らず、水性用メディアはどれもそうなる危険性があります。(そうならないらしい、なりにくいらしいメディアもあるみたいですが。) 以前、野立トタン看板に塩ビタイプを水貼りしたら、エッジテープ貼ってるそばから水が入りました。(そのまま納めちゃいましたーーー(-_-メ))
すんごい大変だと思いますが、水貼りせず、生貼りするのが一番です。 慣れないとエアがポコポコ入ります。私も毎回泣きます。 最近はようやく慣れてきたので大きいサイズも結構うまく貼れます。 エアが入ったらその分剥がして戻るのですが、これがまたエラく大変。 毎回左腕が筋肉痛になります。(おとといやったので今も痛い)
<<ちょっとだけコツ>> シートのように少したるませて貼ると、エアが入りやすいです。 片側3センチくらい裏紙を切り取りメディアを貼ったら、メディアはあまり持ち上げずにピンっと張りながらスキージを当てていくとうまくいくはずです。(自分は・・・) 2人でやったほうが間違いないです。(自分は大物も一人でやるので間違いだらけ・・・です)
あと小さいエアは気にしないでも、施工後時間が経つとなくなります。(たぶん広がってると思う)・・・・・これで風船になったり剥がれたことはありません。 大きいエアは剥がし戻って押しなおすか、針を刺しぬきましょう。針を刺した跡もそのままでもダイジョウブですし、心配なら瞬間接着剤か透明ボンドをチョンとつけておけば大丈夫でしょう。
あくまで自分のやりかたなんで、「そんなんじゃダメじゃん」という結果になっても当局は・・・・・。
お役にたてば。
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