先日のホワイトのブラックさんのご質問の、「WindowsMe、イラストレータ9.0にてaiデータをdxfに変換するのですが、板金屋のレーザー機械で読み込む事が出来ないのです。」
上記の事なので、実験してみました。
やはり、私の加工機のCAMでも、イラレ9.0で変換したDXFは、読み込み出来ませんでした。やはり、DXFバージョンR13以降は、認識しません。そこで、下位変換の実験をしてみました。
掲示板内で、すぴろ平太さんの紹介された、「EXDXF」に、デモ版が有りましたので、これで実験いたしました。 このソフトは、イラレ用プラグインで、ベクターで紹介しているEXDXF-LT(WIN)シェアウェア 3,000円です。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se106829.html
下位変換に、あたっての、問題はベジェ曲線をキチンと変換が出来るかが、問題の焦点でした。(CADの世界では、ベジェ曲線は認識が薄いのです)
まず、インストールをして、AIファイルをオープンします。 データー書き出しコマンドを選択、ファイルの種類を、追加された「DXF R12」を、選択! そして、ダイアログをOKを押したら変換終了!!。 加工機CAMで開いたら、「あ!!」表示されました。実験成功です。
変換の際のポイントを説明致します。 途中で出てくる、ダイアログに、許容誤差の選択が、あります。出来るだけ大きくした方が良いです。(小さいと、ポイント点を多く拾ってデーターが重く成るのと、スカラップが出やすくなります。) 次に、変換設定を、必ずポリラインにする事。(一本化に成らない事が有る様です、レーザー加工機は一本化データが基本です) 叉、必ず変換後データを、確認する事。 ベジェ曲線をポリラインに変換しているので、イラレのデーターとはポイント点が、異なります。(スカラップには、特に注意の事) それと、加工機CAD/CAMの種類によって異なりますが、1メガバイト以下でないと、かなり重くなります。特に、今回の様に下位変換しないと、データー渡しが出来ないCAD/CAMの場合は・・・。
余談ですが、英字7文字のデーターが、EXDXF-LT、27KBで、Bezarcソフトは、16KBでした。(内容によっても異なるでしょうが・・・)
たいへん、勉強になった一日でした。 ついでに、変換したデーターで、お仕事もしちゃいました。笑い!!
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