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みっちーのイノコー日記
第17

再びウオッス

いよいよ始まった高校野球甲子園大会 でも郷土代表の宇部商大負け ガクッ


(おれの回りの変な奴シリーズ2 蝉)

夏といえば何と言ってもセミ 子供の頃は近所の悪ガキとよく取ったものだ

鳥もちの木の皮を削って白い部分だけをよくつぶして口に放り投げクチャクチャさせ
ながら竹ざおの先にそれを練りつけ必死で鳴いているセミのケツからソーッと持って
いき捕まえたものだ 鳥もちがないときはハエ取り紙を巻きつけたりもした オット
そんなことはどうでもいい 問題は奴らの出現の順にある

大体最初は春ゼミだろう 梅雨があけるかどうかの時期によく泣く奴 姿はいまだ
かって見たことがないが 次はチイチイと鳴く小振りのにいにいゼミだろうが 次が
全身まっ茶色のあぶらゼミだろうが ジージーと鳴く 耳に立ちこむようなうるさい
奴 そして夏真っ盛りになくのがセミの王者くまゼミだろう わしゃわしゃわしゃと
おまえは年寄りか 何歳かと言いたくなるようなあの鳴き声のくまゼミ そして夏の
終わりを告げるように晩夏から初秋にかけて鳴くのがツクツクボウシだろう ま ま
 セミはその順番が昔からの常識 ところが昨今は違う 梅雨があけたと思うか否か
と考えている間もなく突然わしゃわしゃわしゃとくる 相撲でいえばいきなり横綱の
取り組みがくるようなものだ 大関のあぶらゼミはどうなる 平幕のにいにいゼミは
?もうチョット考えて欲しい

しかも今日ツクツクボウシの声を確かに聞いた オイオイ もう夏は終わりかい 

それから今日なにげなくウォークしてたら まあ道端の何かの木にセミがいっぱい 
子供のころのあこがれの手づかみをしてみようとふと思い、息を殺して近づき やっ
たらくまゼミ捕獲大成功 しかしワーッと喜べない その10センチうえのくまゼミ
 ジーとしている 普通逃げるやろう セミを手のひらに持ったまま指3本でそいつ
を取ろうとしたら楽々捕まえられた エー こいつら命欲しくないんかい またその
横の奴も難なく捕まえられたから何じゃこいつら 何の為に6年も7年も土の中に
おったんじゃ もっと命大切にせんかいと段々腹立たしくなって来た おれは そい
つらをすぐ離し その向うの木の奴らならそんなこともないだろうと近寄って試みた
が 又同じかあって感じ ものすごく腹が立った おれの青春かえせーみたいな

おれはいまセミに声を大にして言いたい  それぞれの出番守れよ 命大切にしろよ

人の手が届くような低いところにとまって鳴くなよ もっと人の気配には敏感になれよ

人生一回きりだ 大事にしろよって



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