さ、さ。気を取り直して、次に行こう^^;

お次は、Huntington Beachの「モダンイメージ」さん。

カーマーキング屋さんですね。レーシングカーや四駆車のデコラティブなシートを世界を対象に販売しているそうです。デザインは、アメリカンなファイアーパターンなんかが多かったかな。

出力はローランドのソルジェットで行っていた。擦過性は大丈夫か？と思いつつも、世界を相手にしてるくらいなんだから、多分大丈夫なんだろうと勝手に納得。

「売りはなんですか？」の問いに、デザインと「スピード」と言ってた。
僕はこの「スピード」って部分は競争力として真理だと思った。看板屋さんや出力屋さんのようなイメージビジネスにはスピードがすごく大事だと思う。この辺は、日本でも変わらないと思う。事実、全国の色々な看板屋さんを見てきたけど、スピードを大事にしているところは一種独特のオーラがあったしね。

そうそう。車一台を貼りも含めて半日でやってしまうんだって。早いよねぇ〜。

話の途中で、「（普通の）看板屋さんは、対応も悪いし、遅いし、見積りも中々出さない」なんてことを言っていて、その辺は日本と変わらないんだなって思ってちょっと笑ってしまった。

でっかい出力物があったから、いくらか聞いたら、平米2万円くらいだって。僕の知る限りで日本国内最安の出力屋さんは、溶剤系で平米1600円ってのがあったから、そういう基準で考えると、結構高いよね。まぁ、出力という行為自体で食っているわけではないみたいだから、当たり前なんだけど。
恐らく、あちらの出力価格は日本より１、2割くらい安い、っていう水準じゃないかと思う。ただの予想だけど。

それより驚くのは、で〜〜〜〜っかい工場とオフィスなんだけど、工具や書類の類がほとんど見当たらなかったこと。僕の隣にいた某氏は「ここ、ほんとに仕事してるのかな？」と言っていた（笑）。確かに仕事をしているような工場には見えなかった。日本の看板屋さんにはあり得ないキレイさだった（笑）。見習った方がいいところなのかはわからないけどね。別に見習わなくてもいいな。うん。