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第3回 AiC竹本先生のインクジェット教室
インクジェット出力を使って看板を作る時のベストマッチング

最適な出力方法とメディア選択は?

2  壁面平付け、袖付け看板

1) タックシートメディア

【1】 タックシート出力貼り
使用メディアは、白塩ビシート 裏有色糊が一般的です。
アルミ複合板やアクリルその他板材等に貼って仕上げる場合、設置環境によって、ラミネート加工の艶消し、艶の選択も考慮に入れてください。
艶(グロス)は、汚れを拭けば綺麗になりますが、乱反射して少し見づらい角度ができたりします。それに比べ艶消し(マット)は、ハレーション(乱反射すること)が無く見易いのですが、汚れが表面に付きやすいという特性があります。
設置環境とユーザーニーズとしての耐候年数を考慮に入れ、出力機のインクとメディア選択を行ってください。

【2】 ターポリン出力張り
意匠的な面や日除け機能の面等で使用される場合が多いようです。施工費が安く済むメリットがありますが、大面積の物を行う場合は使用メディアの張力を考慮に入れてください。「施工時に裂けた」では元も子もありませんから。

もう一つの注意点は擦過性に強いインクかどうかを確認しておいてください。施工時に傷が入り再施工のリスクを負わずに済むようにしなければなりません。

2) 電飾用途

【1】 乳半板+透明メディア出力貼り
一般的に良く使われる方法です。出力が透明塩ビシートの場合、インク濃度を高くして出力しますが、昼間の非点灯時と夜間の点灯時で見え方が異なります。どちらを主体とするかで色合わせが変りますので、必ず出力の依頼先にその旨を伝えトラブルを避けるようにしてください。
ラミネート加工は艶(グロス)と艶消し(マット)の2種類がありますので、電飾用途にはラミ加工は必ずお薦めです。

【2】 乳半板+乳半メディア出力貼り
この方法の利点は点灯時と非点灯時の見え方の差が少ないところにあります。
ただ、光源の照度が少ない場合は上記,鉾罎拆し暗く見えますので、十分な照度の確保がポイントとなります。
ラミ加工は上記の通りです。

【3】 FFシート出力張り
最近増えて来ているFFシート(フレキシブル フェース)の特徴は大面積の内照看板が作れる点に有り、継ぎ目も目立たず10mx10mというものもできます。
通常出力は高濃度や2度書き等でインク濃度を出しますが、最近海外の出力機に両面出力機能が付いたものがあり、裏面に再度プリントすることにより2度書きを行うのですが、位置ズレが無ければ綺麗な仕上がりが期待できます。この場合の特徴は点灯時と非点灯時の色差が少ないところにあるといえます。
出力依頼時は、やはり点灯時に色合わせするのか非点灯時に色を合わせるのか、打ち合わせ事項として必須です。

・加工
FFシート特有の加工方法としてシーム加工というのがあります。
これは電照時に継ぎ目が目立ちにくい幅継ぎ方法です。
一般的な重ね合わせの幅継ぎでは、生地が二重となり、その重ね部分が暗く目立ってしまいますが、シーム加工は生地と生地を付き合わせシーム材で継ぎますので、継ぎ目が目立ちにくくなります。


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